Donatella pellini
少なくともミラノに住むファッショナブルな人々でPelliniを知らない人はいないでしょう。
素晴らしいショップをミラノとパリに展開しているPelliniは大変魅力的な存在でありモード界のアトリエでは
老舗中の老舗です。
1947年、現在ペリーニ家の3代目を継承するデザイナー、 ドナテラ・ペリーニの祖母にあたるエンマにより
ペリーニ家のコスチューム ジュエラーとしての歴史が
始まります。
まだ既製服のない時代に、フランスのオートクチュールから
ミラネーゼの顧客のためのアクセサリーを作っていたドナテラの祖母エンマは、早くから成功の途をたどり、
ドナテラはそんな祖母のアトリエを遊び場として育ちます。
その後ペリーニ家はドナテラの母にあたるカルラに受け継がれ、18世紀に建てられた歴史観漂う建築物が並ぶ
ミラノのVia Morigiにショップとショールームそしてアトリエを構えます。
大振りなプラスティックやガラスを用いた色彩の大胆な
母カルラのスピリッツは、その後3代目となるドナテラに受け継がれ、彼女の代で大きく飛躍を遂げます。
祖母が使っていたパールやガラス、クリスタルなどのアンティークのストック。
ドナテラはテクニカルなレジンと様々な
素材を組み合わせ、その類まれなる美意識と感性を発揮します。
その後ドナテラの高いアート性とモード感が見事に表現されたショップを、
ミラノに2店舗オープンさせ、
そこには彼女のセンスによりコレクションされた、アンティークの絵画やオブジェ、
ファーニチャーが置かれ、
ドナテラによってセレクトされた帽子やバックといったアクセサリーも、
彼女のコスチューム ジュエリーとともに並べられています。
そして2001年、よりラグジュアリーで、より自身のクリエイティビティを追求したプライベート ライン
Donatella Pellini をスタートさせます。
伝統的な手法に裏打ちされながらも、既成概念を取り払うモダンなデザイン。
世界中から収集した贅沢な半貴石使いと、グラスビーズの見事なバランスのミックス。
それらは3世代によって受け継がれたクラフトマンシップに溢れる職人達の手により、Via Morigiのアトリエで完成され、
その品格と詩的なぬくもりを醸し出したコスチューム ジュエリーは、世界中のファッションを楽しむ人々を魅了します。
COMPANY STORY
1947
ペリーニ社の歴史はドナテラの祖母にあたるEmma Caimi PELLINIにより始まる。
フランスのオートクチュールからニューヨークのサックス フィフス アヴェニュー、ミネラーゼの顧客のための特注デザインまで
幅広く手がけ、早くから成功の途をたどる。
1960
母 Carla Pelliniがペリーニ社を継ぐ。
1964
最初のショップをミラノ市内、9, via Morigi にオープン。
1972
母 Carlaは、娘であるDonatellaと、息子Ernestoにペリーニ社を継がせる。Donatellaはクリエイション部門を、Ernestoは経営部門を担当する。
1990
2店目のショップをミラノの中心、13,Via Santa Maria alla Portaにオープン。
1992
ロンドンのヴィクトリア&アルバートミュージアムで開かれた“ファンタジージュエリー展”に作品を出展。
1996
ミラノの中心的ショッピングエリア、20,Via Manzoniに3店目のショップをオープン。
1997
レザーや薄絹のデイタイム用のバッグ、高級な生地ジッパーとストラップをつけたイヴニングバッグの製作を開始。
2000
CNNがPelliniのラボラトリーのドキュメントを放映。
2001
Donatellaのプライベートライン “Donatella Pellini”スタート。
2000/2002
ロンドン、ヴィクトリア&アルバートミュージアムで開かれた “現代アート展” に出展。
パリ、ギャラリー美術館、モード美術館で開かれた “モードの回顧展 1960-2000” に出展。
2004
5月 パリ Jardins du Palais Royal にショップをオープン。
2005
9月 ミラノ、Via Santa Maria alla Portaのショップをリニュアルし、11 Corso Magentaにオープン